“尊い”の先へ

田舎のオタクのひとりごと

滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie ひとこと感想/阿部担編 ※ネタバレ注意

滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie、公開おめでとうございます!

 

待ちに待った公開初日、12月4日の初回にて、拝見いたしました。

 

圧倒。この一言に尽きます。

瞬きも呼吸も忘れそうだった。

いや、何回か忘れた。

 

9人の魅力がぎゅっと詰まった139分です。

この作品に懸ける彼らの熱い想いを、ひりひりするほどに感じられると思います。

 

どうか、たくさんの方に見てもらえますように!!

 

 

初見の感想をじっくり残しておきたいのですが、どうにもスケジュールが詰め詰めで時間がとれず。

予定の合間に慌てて下書きして、早起きして仕上げています。

 

 

自分が2回目を見る前に、どうしても、この気持ちを、興奮を残したくて。

ひとことだけですが綴っておきます。

 

 

演目とシーンの細かいネタバレします。

OKの方のみスクロールしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたし、「阿部くんのこのシーンが見たい!」ってあたためているシーンが3つくらいありまして。

 

ダントツに見たかったシーンがあるんです。

 

 

倒れている相手を蹴り飛ばし、

死んだ目で相手を見下して、

吐き捨てるように舌打ちをして立ち去る。

 

 

 

……見れちゃいました、ね。

 

 

死ぬまでに見たい推しのシーン、まさかこんな早いタイミングで見れるなんて思ってなかったです。

 

 

見た瞬間、息が止まった。

なんなら、心臓も一瞬止まった。

癖(へき)という癖に刺さった。

ぞくぞくして鳥肌が止まらなかった。

映画館で呼吸困難起こして死ぬかと思った。

むしろこのシーンのあと数分はぼんやりとしか記憶がありません…。

放心、してました。

 

 

このシーンのリクエストとして、

「ちょっとウザそうに(面倒そうに)やって欲しい」

「暴力的というよりは相手に執着してないほう」

とか、勝手にオプションつけてたんですけど。

 

そこも全部まるっと回収してくれました。

 

 

……これはわたしの脳内が覗かれているとしか…寝ているうちにICチップを埋め込まれたかもしれません…

 

 

 

 

初見の記憶だけで、このシーンを辿っておきます。

もしかしたら順番が違っているかもしれませんが、お許しを。

(自分の感想として残しておきたいので、間違っていても直さないでおきます。)





九剣士後半。 

 

メンバーの組み合わせを見ながら、(これ阿部くんラストだな…)と直感が働きました。

 

いざ、始まれば。

 

 

鋭い目つきから感じるただならぬ気迫。

椿くんを切り捨てる立ち回りの鮮やかさ。

荒くて、雄々しさを感じる呼吸。

蔑むような、見下したような表情と、目線。

少し陰になるような絶妙な顔の角度。

軽く横に開いた口から放たれた舌打ち。

その一瞬で動く右目、左目、口角、表情筋。

立ち去ってゆく後ろ姿。

 

 

阿部くんにしかできない、刹那の演技でした。

 

 

瞳の奥に宿した闇深そうなところや、敵への嫌悪、戦い自体への煩わしさ…

セリフが一切なく、あのわずか数秒の舌打ちのシーンでしたが、わたしは確かに彼の感情を感じることができました。

きっと阿部くんはそういう内面的なところも、しっかりと作り込んでいたと思います。

 

 

 

上映後にSODA1月号を読んだら*1*2*3、「舌打ちのタイミングや息遣いも含めて、滝沢くんが何度も指導してくれた」と阿部くんが話していました。

 


滝沢監督、さすがです。
あの大きなスクリーンで最高の阿部くんが見れて幸せです。ありがとうございます。

 

 

わたしがまだ読んでないテキストがいっぱいあるので、このシーンのことを話してる雑誌は他にもあるかも…ですが。取り急ぎ。

 


ほんっと、吐き捨てるように舌打ちして死屍累々のなか立ち去っていく阿部くん、かっっっこよかったですね。

普段のニコニコアイドルな彼との温度差も相まって、あのシーンはもれなくみなさんギュッと心を掴まれたんじゃないかなと思います。

 


上映後に友人たちが「あのシーン見たときに馨のこと思い出した」「生きてるか不安になった」と連絡をくれました。

みんな優しい……ありがとう…

大丈夫です。墓には入ってきたので。どうぞ安心してください。

 

 

滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie、あの阿部くんのシーンのために3,000円払う価値、あります。

 

舞台挨拶の回を除いて、とりあえずあと5回は見る。

なんとしても、絶対。

 

 

あの最高の阿部くんを、わたしの脳と網膜に、しっかりと焼き付けたいと思います。

 

 

Maybeも組曲もメキホも新曲もCFBも女形も花鳥風月もあべぞうもWITH LOVEもエンドロールもマナー映像も、感想は残したいと思ってはいるので…(声が小さい)

スケジュール調整、がんばります。笑

 

*1:ネタバレを見たくなくて、雑誌のテキストは途中から読まないようにしていました

*2:ちなみに本編に関わる映像は特報しか見ていません

*3:友人に「ネタバレ避けてるならSODAは絶っっ対に読むな」と忠告されたので封印していました